2014年6月2日月曜日

本の雑誌社より『本屋の雑誌』『文字の食卓』入荷しました。


400ページ、どこを開いても本屋の話。『本屋の雑誌』は書き下ろしの記事と本の雑誌に掲載された本屋記事を再録したものがまとめられています。現在の町の本屋の現状を考察した記事から、なぜ本屋に行けばトイレに行きたくなるのか、さらには書店員すごろく、海文堂の閉店、カバー折りの旅、などなど。硬軟織り交ぜ笑いあり涙あり、本屋の魅力がギュッと詰まっております。読めば本屋さんに行きたくなる間違いなしです。

ツイッターでも話題になっております。
『本屋の雑誌』(本の雑誌社)反響まとめ

目次をここに貼り付けようかと思いましたが長大なものになりますので
ぜひ本の雑誌社のページでチェックしてみて下さい。




本の雑誌社からもう1冊。「文字の食卓」正木香子が入荷しております。様々な名文を、その名文たらしめる書体を使って引用し、思い入れたっぷりのエッセイにて紹介しています。まどみちお「ふしぎなポケット」石井中ゴシック、堀江敏幸「雪沼とその周辺」精興社書体、荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」ゴーシャなどなど、登場する書体はなんと39。

紹介する名文と書体の組み合わせの素晴らしさもさることながら、そのことについて語る正木さんの文章もまた名文です。こんな素晴らしいエッセイを書く人がいたのかと驚きました。文章と書体と正木さんの熱い思いが渾然一体となってこの本の中で息づいております。

本の雑誌社さまのページにて
本書で紹介されている39書体の目次がありますので
ぜひご覧下さい。

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